令和7年度大学院説明会のお知らせ

2025年5月15日

終了いたしました。なお、当日の質疑応答に関する内容はこちらのページ下部をご覧ください。

大学院音楽研究科音楽文化学専攻(音楽教育)では、修士および博士課程の進学希望者を対象に、大学院説明会を以下のとおり実施いたします。

2025年度の説明会は、対面にて開催いたします。事前の参加申込は不要です。当日直接会場にお越しください。

【日時】

2025年7月22日(火)18:10〜

【場所】

東京藝術大学上野校地音楽学部5号館

5-408室

来校案内㉗の建物です。

【質疑応答内容一覧】

①教職大学院を修了しました。修了時に執筆した成果報告書の提出により、博士課程の受験が可能でしょうか?

→修士課程修了あるいは同等の学力があれば受験可能です。博士論文という規模を考慮し、執筆できる能力があると判断できれば問題ありません。

②社会人入試で修士課程への進学を検討しています。過去に2年間教員経験があり、現在は非常勤講師をしています。受験可能でしょうか。

→募集要項に、「社会人入試」志願者の出願資格について詳細の記載があります。こちらをご確認ください。

③藝大の学部からの進学と、他大学からの進学の割合や倍率を教えてください。

→各年度によって様々で、割合等は一定ではありません。昨年度は全員他大学からの進学、一昨年度は学部から1名、他大学から1名が進学しました。音楽文化学全体における入学者選抜試験結果はWeb上でご確認いただけます。

④入試において実技試験がどれぐらい重視されているかを教えてください。また、入学後のレッスン時間について教えてください。

→重視する割合に関して、具体的には決まっていません。過去の例ですと、過去の例ですと、実技レッスンのおおよその時間は、例えば声楽が40分、ピアノが1時間程度でした。また、先生方のご都合にもよりますが、原則として授業期間のレッスンは毎週行われております。

⑤実技レッスンは、副科の先生にご担当いただくことになりますか?

→常勤の先生、もしくは非常勤講師のレッスンを受けることになります。副科の先生とは異なります。学位審査では、主専攻の方と同じ舞台で演奏します。

⑥修士論文の研究領域が音楽教育とは異なるが、博士課程受験前に受験資格を確認できますか。

→受験可能です。

⑦社会人入試は博士課程にもありますか?

→ありません。

⑧修士課程の受験を検討しています。学部卒業時に論文の執筆がないのですが、提出の必要がありますか。

→ありません。

⑨社会人修士への進学を検討しています。過去2年、入学者はいなかったようですが、実技の有無の違い等も踏まえ、社会人修士に求めていることを教えてください。

→確かにここ2年はおりません。3年前は2名、4年前は1名、平成29年から合計5名が入学しています。求める像は(スライドの通り)で、総合的な評価で合否を決定します。社会人入試で入学された方には、修士演奏はありませんが、修士論文とは別に音楽科教育に関するテーマ(修士論文とは別のテーマ)を自ら設定し、考察やディスカッションを行なっています。 その成果をジャーナル等に研究報告として投稿される方もいらっしゃいます。

⑩他大学院を修了し、博士課程への進学を検討しています。複数の修士論文がありますが提出は可能でしょうか。また、音楽教育に関する研究発表や報告書等を併せて提出してもよいでしょうか。

→どちらも可能です。

⑪実技を作曲で受験する場合、どのように口述試問の審査が行われますか。

→口述試問は、書いていただいた音楽教育の小論文に関して行われます。加えて、実技を作曲で受験された場合は、提出作品に関する口述試問も行われます。

⑫例えば、ピアノ専攻と音楽教育専攻で予約可能な部屋の違い(グランドピアノorアップライトピアノ等)はありますか。

→グランドピアノ・アップライトピアノ関係なく、予約できれば練習可能です。

⑬他大学院を修了し、博士課程への進学を検討しています。募集要項に、口述試問の際に基礎学力および実技を課す場合があるとありますが、実技の課題曲等がありますか。

→研究テーマに関連して、実技が必要な場合に演奏を伴うことがあるかもしれませんが、楽曲全体を演奏していただくという意味ではありません。

⑭作曲を専攻していますが、提出作品と研究テーマを関連付ける必要がありますか。

→関連付ける必要はありません。

⑮学位審査は、主専攻と違いがありますか。

→演奏時間は若干短いですが、ほぼ同じと言えます。審査する教員も同じです。

⑯学位審査時の修士演奏と研究テーマは関連付ける必要がありますか。

→関連付ける必要はありません。

⑰入学前に、研究テーマがどの程度明確である必要がありますか?

→受験の際、研究計画を書く必要があります。限られた期間に論文を完成させられるだけの計画と意欲が必要です。実際、研究していく過程で内容が少しずつ変わっていくことはあります。

⑱研究テーマは、音楽教育に関われば何でもよいでしょうか。

→関連するものであれば問題ありません。これまでの研究題目等をご参照ください。

⑲フィンランドの音楽教育に関連した修士論文がありますが、海外の音楽教育に関して詳しい方がいらっしゃいますか?

→教員は、研究のサポートを行っています。各自、ご自身の関心で進めてもらいますので、本人がその研究テーマをよく理解していく必要があります。

⑳実技を作曲で受験する場合、提出曲の「任意の作品」について教えてください。

→特に指定(規模・形態等)はありません。ご自身が提出したいものをご提出ください。

㉑実技を作曲で入学した方はこれまでにいますか?いた場合、作曲と研究テーマを関連付けていたのでしょうか?

→最近は多くないですが、過去には作曲での入学者がいました。研究テーマと作曲の関連性については、音楽教育研究室側の見解としてどちらでもよいと考えています。

㉒こども園でのアウトリーチ等の回数は毎年どれぐらいでしょうか。

→学校・幼稚園でのフィールドワークは、火曜日の教育特殊研究(1)で複数回行くことがあります(年間を通して)。その予定は、学校や幼稚園側との調整で決まります。その他、各学生が提案授業等を行うこともありますが、観察+データ収集のフィールドワークが主となっています。

㉓過去問の公開は、過去2年分でしょうか。

→はい、Webサイトに掲載されているもののみです。

㉔社会人入試における、音楽史の試験での選択制問題の選択に、領域の偏りがあってもよいでしょうか。

→問題の指示に従っていただければ問題ありません。

㉕勤務校に内緒で受験したいと考えています。学校長からの許可証が必要とのことですが、一度勤務校をやめることを検討している場合も必要でしょうか。

→必要です。

㉖研究生の入試に向けて、面接の準備はどうしたらよいでしょうか。

→何を研究したいのかをお聞きし、研究テーマと内容の実現可能性から合否を判断いたします。卒論の提出の必要はありません。

㉗音楽教育以外の修士課程を修了しているため、他分野の修士論文を提出することになるが、口述試問の内容はどうなりますか?

→口述試問では、求める人物像等を踏まえて、当研究室で研究を実現していくことができるかを判断します。他分野の修士論文であれば、そこからどう発展させて音楽教育の研究として昇華させられるかを判断します。他領域の研究をされてきた方で、音楽教育関係の報告書等があれば提出していただくことも可能です。その場合、それに対する質問も行います。

㉘入学後、非常勤の先生に研究内容についてご指導いただくことは可能でしょうか。

→非常勤の先生方がご担当なさる「教育学特殊研究」で研究方法等を学びます。その延長で、先生方にご自身の研究についてご相談することが可能です。

㉙専攻実技は、どなたが審査しますか。

→実技に関しては、各専攻の教員が審査いたします。

㉚外国人修士では、日本の教員免許状は必要ですか。

→必要ありません。また、一般入試においても必要ありません。

㉛外国人入試はどのような内容ですか。

→募集要項をご覧ください。

㉜助手に研究テーマについてご相談することはできますでしょうか。

→入試前に相談することはできません。過去の修士論文の閲覧希望等は受け付けております。研究室のメールアドレスにその旨をお送りください。

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